2008年7月1日火曜日

今日のニュース

■天津の税関、五輪商品の検査を厳格化
8月8日の五輪開催を控え、天津港では日ごとに五輪関連グッズの搬入が増加している。統計によると、関連グッズのうち、約60%が海運で搬入されていると言われ、天津港の税関当局は、五輪関連商品の検査の厳格化と迅速化を進めるとしている。同税関では、6月20日にも五輪マークを不正使用したズボンが発見されており、これまでで北京五輪のマスコット「福娃」や五輪マークを不正使用したグッズが約2900点ほど押収されている。また、今後の搬入量の増加を見込み、同税関では五輪グッズに関して24時間無休で税関検査を行うとしている。希望者は同税関への事前申請が必要とのこと。(情報源:科技日報)


■新「科学技術進歩法」、本日施行
新「科学技術進歩法」が7月1日、施行される。これにより、発明特許、ソフトウェアの著作権、回路設計に関する専有権、種苗権などについて、これまで以上に個人の権利が保護されることになる。新法の施行によって、科学技術分野の発明を奨励する狙いがある。(情報源:新華社)


■濱海新区、ハイテク産業を強化へ
天津の濱海新区では、ハイテク産業の一大集積地を目指して、現在、国家レベルの科学技術研究機関が12機関、省レベルの研究センターが20機関、民間の研究センター7機関の建設が予定されているが、全ての建設計画が推進されることになった。その他にも、56項目にも及ぶ新技術の産業化に関する研究機関が設立される見込み。2010年には、1200社前後の企業が集積すると予想されている。(情報源:天津日報)


■司法部「五輪マーク保護の宣伝を」
北京で開催中の全国司法庁局長会議で、司法部は五輪関連の法律の宣伝、教育が必要との意向を示した。今後、弁護士などを通して、一般市民に五輪に関する知的財産権保護の目的の浸透と理解を求めていく構え。(情報源:人民日報)


■カラオケの管理、政府が新システム導入へ
文化部は7月から、カラオケの管理と知識財産権の保護を目的とした新システムの導入を開始、全国のカラオケ業者の導入を義務付け、一元管理を図る意向。これまで著作権の不正使用などが問題化していたカラオケ業界の抜本的な改善を狙う。本格的な推進は2009年1月からの見込み。(情報源:新華社)

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